静岡の車なし旅行おすすめ5選|電車・バスでのアクセスと観光エリア比較

電車と路線バスと徒歩で静岡の旅先へ向かう水彩イラスト 旅行先を探す
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次の休日は静岡へ旅行したいけれど、「車がないと不便なのかな」「駅から離れた名所ばかりで移動に追われないかな」と迷うことってありますよね。

静岡県は東西に広く見どころも多いですが、あれもこれもと欲張らず、温泉・海辺・街歩きなど「現地でどんな時間を過ごしたいか」に合わせて1つのエリアに絞れば、車なしでも電車やバスで無理なく満喫できます。

駅からの歩行距離や坂道、路線バスの乗車時間をあらかじめ押さえておけば、レンタカーなしでも移動のストレスを感じずに楽しめますよ。

この記事のポイント

  • 温泉・海辺・湖・街歩き・海鮮など、現地で過ごしたい時間に合わせて県内5つのエリアから1つに絞る
  • 駅からの最終区間(徒歩・坂・路線バス)を把握しておけば、レンタカーなしでも無理なく楽しめる
  • 宿泊を組み合わせる場合は「温泉街の風情」か「駅近の身軽さ」かで行き先に合わせた宿拠点を選ぶ
ルート

47都道府県を旅した経験をもとに、「本当に行きやすいか」を、移動時間、乗り換え、現地交通の観点から調査しています。
施設や交通条件は公式情報を優先して確認し、実体験と調査情報を区別して掲載しています。

静岡で車なし旅行を満喫できる5つのエリア比較

静岡の車なし旅行は、5つのエリアから現地で過ごしたい時間に合わせて選べば無理なく楽しめます。

歴史や食を歩いて楽しむ「静岡市街」、海と温泉街が近い「熱海」、落ち着いた温泉街の「修善寺」、湖畔リゾートの「舘山寺」、魚介と水族館の「沼津港」の5地域です。

まずは下の表から、自分のやりたい過ごし方や移動のイメージに近いエリアを探してみてくださいね。

エリア名 主な体験・魅力 駅からの主なアクセス 現地での移動形態 おすすめの滞在スタイル
静岡市街 駿府城公園・浅間神社・お茶・おでん 静岡駅から徒歩 徒歩中心(片道計約2.8km) 日帰り・宿泊
熱海 サンビーチ・商店街・温泉街の散策 熱海駅から徒歩または路線バス 行き徒歩・帰りバス推奨 日帰り・宿泊(1泊)
修善寺温泉 修禅寺・竹林の小径・名湯・歴史情緒 修善寺駅から路線バス公式約10分 温泉街を徒歩散策 宿泊向き
舘山寺温泉 浜名湖の湖景・ロープウェイ・うなぎ 浜松駅から路線バス公式約50分 バス停周辺を徒歩散策 宿泊向き
沼津港 港の魚介グルメ・深海水族館・展望水門 沼津駅から路線バス公式約15分 港内を徒歩散策 日帰り・宿泊

温泉でくつろぎたいなら熱海や修善寺、湖畔の景色をのんびり眺めたいなら舘山寺が候補になります。街歩きや静岡ならではの食を楽しみたいなら、静岡市街や沼津港が選びやすいですよ。

自分がどんな休日を過ごしたいか、そして現地での歩行やバス移動をどれくらい許容できるかを基準にすると、行きたい場所が自然と見えてきます。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

歴史ある街並みとお茶・ご当地グルメを楽しむ静岡市街

静岡駅周辺は、駅から駿府城公園、静岡浅間神社、お茶の店舗、静岡おでん街まで徒歩で巡ることができ、歴史とグルメを満喫できます。

駿府城公園のお濠と石垣の横を歩く街歩きの水彩イラスト

静岡駅から北へ歩き始めると、徳川家康ゆかりの「駿府城公園」が広がっています。広々としたお濠や石垣を眺めながら散策し、さらに北西へ進むと、極彩色の大社殿が並ぶ「静岡浅間神社」へと足を伸ばせます。

静岡駅から駿府城公園を経て静岡浅間神社までは、片道で計約2.8km・徒歩40分ほどの距離です。境内の見学や駅への戻りを合わせると全体の歩行量はさらに増えるため、歩きやすい靴でお出かけしてくださいね。

参拝の帰りは呉服町の商店街でお茶の老舗に立ち寄り、静岡茶のソフトクリームや淹れたてのお茶でひと休みするのが定番です。

夕方になって少しお腹が空いてきたら、昭和レトロな雰囲気が残る「青葉おでん街」や「青葉横丁」へ立ち寄ってみましょう。真っ黒な出汁で煮込まれた静岡おでんに黒はんぺん、だし粉をたっぷりかけていただく時間は、街歩きの締めくくりにぴったりですよ。

新幹線駅からすぐ海と温泉街が広がる熱海

熱海は新幹線駅から降りてすぐに商店街があり、坂を下れば海辺のサンビーチや温泉街の散策を楽しめます。帰路の上り坂は路線バス(乗車約10分、待ちや徒歩を含め総所要約21分・片道200円目安)を活用すれば歩行負担を抑えられます。

海辺の砂浜と背後の坂のある熱海市街を描いた水彩イラスト

熱海駅の改札を出ると、すぐ目の前に「仲見世通り商店街」と「平和通り商店街」が伸びています。温泉まんじゅうや熱海プリンを片手に食べ歩きながら、海側へと坂道を下っていきましょう。

熱海駅から「熱海サンビーチ」までは徒歩約800m・約12分です。ただし、熱海はすり鉢状の地形で約63mの高低差があるため、海から駅へ歩いて戻ろうとすると急な上り坂(徒歩約14分)になります。

熱海の坂道を無理なく楽しむコツ

  • 行きは駅前商店街を楽しみながら海へ下る
  • 帰りは海辺のバス停から路線バスに乗って駅前へ戻る

帰りは無理をして歩かず、海沿いの「お宮の松」停留所などから路線バスを利用するのがおすすめです。バス乗車約10分(総所要約21分・片道200円目安)で熱海駅前まで戻れるため、上り坂の疲れを残さずに済みますよ。

駅から海へ抜ける街歩きの詳しいルートや周辺の様子は、熱海市観光協会公式サイト「熱海の歩き方」でも案内されています。

なお、「坂道を徹底して避けたい」という方には、熱海からJR伊東線で南へ進む伊東も有力な選択肢です。

伊東駅から海辺の「伊東オレンジビーチ」までは徒歩約450m(約7分)、歴史ある木造建築の「東海館」までも約600m(約9分)で、平坦な道を歩いて海と温泉を楽しめます。

熱海を行き先に選び、東京方面から1泊2日で具体的なスケジュールや温泉宿の過ごし方をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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修禅寺を中心に竹林や名湯を歩いて巡る修善寺温泉

修善寺は、鉄道の修善寺駅から路線バス(公式案内で約10分、駅徒歩や待ちを含む総所要約15分・片道260円目安)を利用すれば、修禅寺、桂川沿いの竹林の小径、足湯や温泉旅館が集まる温泉街に到着し、現地は徒歩を中心に散策を楽しめます。

桂川沿いの竹林の小径と朱色の橋を歩く修善寺の水彩イラスト

伊豆箱根鉄道駿豆線の終点・修善寺駅から温泉街へは、東海バスの路線バスが運行しています。バス乗車は約6分(駅徒歩や待ち時間を含め総所要約15分・片道260円目安)で、温泉街の中心である「みゆき橋」や「修善寺温泉」停留所に到着します。

温泉街の停留所から、弘法大師が開いたと伝わる名刹「修禅寺」までは徒歩約3分(約230m)です。お参りを済ませたら、清流・桂川に架かる朱塗りの橋を渡り、風情ある「竹林の小径」をのんびり歩いてみましょう。

温泉街の中心部には修善寺温泉発祥の地とされるシンボル「独鈷の湯」の見学スポットや、日帰りで浸かれる公衆浴場「筥湯」もあり、散策に必要な見どころがすべて徒歩圏内にまとまっているのが修善寺の大きな魅力です。

駅から温泉街まで歩かないこと

鉄道の修善寺駅から温泉街まで歩き通すと約2.5km・約38分かかります。駅と温泉街の間の移動には路線バスを利用するのが安心です。

しっとりと落ち着いた歴史ある温泉街で、川のせせらぎや竹林の緑に包まれながら贅沢な休日を過ごしたい方に、修善寺はぴったりの旅先ですよ。

浜名湖の湖景とロープウェイをゆったり味わう舘山寺温泉

舘山寺温泉は、新幹線の浜松駅から路線バス(公式案内で約50分、待ちや徒歩を含む総所要約55分・片道700円目安)で湖畔へ向かえば、浜名湖の景色、ロープウェイ、遊覧船、うなぎなどの食や温泉旅館が集まるリゾート地でゆったりとした時間を過ごせます。

浜名湖の湖上を渡るロープウェイを描いた水彩イラスト

浜松駅北口の1番のりばから遠鉄バス「舘山寺温泉」行きに乗車します。公式案内では約50分の乗車(駅徒歩や待ちを含め総所要約55分・片道700円目安)で湖畔の温泉街へ到着します。

帰りは停留所までの徒歩などを含め、浜松駅まで約1時間10分の経路もあるため、時間にゆとりを持っておきましょう。

「舘山寺温泉」バス停で降りたら、「かんざんじロープウェイ」の乗り場までは平坦な道を歩いて約250m(徒歩約4分)です。

日本で唯一の湖上を渡るロープウェイに乗って大草山の展望台へ登れば、360度に広がる浜名湖のパノラマを楽しめますよ。湖畔からは遊覧船も運航しており、水上からの景色も楽しめます。

湖畔には浜名湖名物のうなぎを味わえる料理店も並んでいます。バス移動に片道約50分かかるため、短時間の寄り道よりも、湖畔の宿にチェックインして温泉と夕景をゆったり味わう旅に向いています。

なお、かんざんじロープウェイは定期点検や天候によって運休することがあります。訪れる前にかんざんじロープウェイ公式サイトの営業カレンダーで最新の運行予定を確認しておくと安心ですよ。

魚介の食事と深海水族館を楽しむ沼津港

沼津港は、沼津駅から路線バス(公式案内で乗車約15分、駅徒歩や待ちを含む総所要約22〜25分・片道230円目安)でアクセスできます。

魚介を味わえる飲食店街、深海生物や冷凍シーラカンスの展示を行う「沼津港深海水族館」、大型展望水門「びゅうお」が徒歩数分圏内に集まり、食と見学を楽しめます。

沼津駅南口のバスのりばから路線バス(伊豆箱根バスなど)に揺られること約15分(総所要約22〜25分・片道230円目安)で、潮の香りが漂う沼津港に到着します。

バス停を降りてすぐの場所には、港直送の海鮮丼や握り寿司、揚げたてのアジフライなどを提供する飲食店がずらりと並んでおり、活気あふれるランチを満喫できます。

食後は、バス停から徒歩約2分(約170m)の場所にある「沼津港深海水族館」へ立ち寄ってみましょう。駿河湾の深海生物や世界的に貴重な冷凍シーラカンスの標本など、他ではなかなか見られない展示が充実しています。

最新の入館料金やアクセス情報は、沼津港深海水族館公式サイト「アクセス・料金」で案内されています。

水族館を見学した後は、歩いて約8分(約600m)の距離にある大型展望水門「びゅうお」へ向かうのが定番です。地上約30mの展望デッキからは駿河湾や富士山を見渡すことができ、港周辺の観光を徒歩だけで手軽に完結できますよ。

宿泊を組み合わせる場合の拠点エリアの考え方

車なしの静岡旅行で宿泊を組み合わせる場合は、温泉街の中で夜や朝の時間を満喫したいか、翌日の列車移動を優先して新幹線・特急停車駅の近くに泊まるかによって、選ぶエリアの方向性が分かれます。

温泉街の情緒や湖の景色をたっぷり味わいたいなら、宿は温泉街の中に取るのが自然です。

  • 修善寺温泉: 駅前ではなく「修善寺温泉街のバス停周辺」の宿を選ぶと、夜のライトアップや朝の静かな竹林散策を心ゆくまで楽しめます。
  • 舘山寺温泉: 浜松駅前ではなく「舘山寺温泉の湖畔周辺」に泊まれば、往復約2時間のバス移動を繰り返すことなく、湖畔の露天風呂を満喫できます。
  • 熱海: 「駅前」なら翌朝の列車移動が身軽になり、「海沿い」なら夜のビーチ散策や波の音を楽しめるため、旅の優先順位に合わせて選び分けましょう。

一方、街歩きやお酒、グルメを中心に楽しみたいなら、駅前のホテルを拠点にするのが便利です。

  • 静岡市街: 「静岡駅周辺」に宿を取れば、おでん街で地酒を楽しんだ後もすぐに部屋へ戻れ、翌朝の出発もスムーズです。
  • 沼津港: 港で魚介を楽しむ旅なら日帰りも十分可能ですが、泊まる場合は「沼津駅周辺」に泊まると翌日の列車移動を身軽に進められます。

駅やバス停からの徒歩距離、急な坂道の有無、宿の無料送迎サービスの有無を事前に確かめておけば、重い荷物があっても安心です。

行きたいエリアと泊まる場所のイメージが湧いたら、実際の旅行日程でプランや空室状況をチェックしてみてください。「この地域に泊まって、朝や夜の時間を楽しみたい」と思えたら、ぴったりの宿を探してみましょう。

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料金や宿泊プランは予約サイトによって異なる場合があります。

荷物の持ち運びや移動の不安を出発前にほどいて、次の休日は静岡で過ごす旅の時間を思いきり楽しんでくださいね!